ご葬儀までにすること
ご遺骨のご安置場所を決める
好ましい場所
ご遺骨をご安置する場所や方角に決まりはありません。
昔の日本家屋には床の間があり、不幸があるとその場所を仏間として使用していましたが、現代では和室がない家庭も多く難しいでしょう。
後々弔問に来る方のことを考え、普段お客様をお通しする客間やリビングなどに場所を設ける方が多いようです。
もしご自宅に仏壇があるようであれば、仏壇と正対する位置に置いてしまうと、どちらかをお参りするとどちらかにお尻を向けてしまうことになるため、真正面にご安置する位置関係は避けましょう。
必要なスペース
ご遺骨をご安置する場所には、ほかに位牌、遺影写真(小さい写真だけ飾ることもあります)、香炉、燭台、花立、リン、などを置きます。
これらの必要な道具を置くためには、大体横幅45cm~50cm×奥行30cm~40cm程度の場所が必要です。
お供物をお供えになる際はもう少し余裕を持ったスペースを確保しておきましょう。
ご遺骨のまつり方
後飾り祭壇を用意する
後飾り祭壇とは、ご遺骨をお祀りし、四十九日までの間日常的にお参りができるよう設営するご自宅用の簡易祭壇です。
ご葬儀の際に注文しておくと、ご葬儀後にスタッフが自宅に来てセッティングしてくれます。
従来型の和室用の後飾り祭壇は3段のひな壇になっていて、最上段に位牌、遺骨、遺影写真、中段にお供物、下段に香炉や燭台、花立などお参り用の道具が置かれます。
和室がない場合や、スペースが限られているご家庭では、コンパクトタイプの祭壇や、立ったままお参りができるリビング用の後飾り祭壇もあり、バリエーションが増えています。
キャビネット・ローテーブルを使う
後飾り祭壇を設けない場合、ご自宅にあるローテーブルやキャビネットの上をご遺骨のご安置場所として利用することも可能です。
考慮すべきポイントは、ご遺骨やお参り道具が置ける程度の十分なスペースが確保できるかどうかと、弔問客がしたときにお通しできるお部屋かどうかです。
特に家族葬では後で訃報を知って弔問に来るケースがあり、想定していないといざお迎えするときに慌ててしまうこともあります。
分骨について
分骨とは
分骨とは
分骨とは文字通り、ご遺骨を分けることを言います。
分骨を行うのにはいくつかの理由があります。
一つは、家族や兄弟で別々の墓を守っている場合に、それぞれの墓で供養するために分骨をする。もしくは遠くに住む兄弟や家族が身近に故人を感じられるよう、手元供養を目的として分骨を行います。
もう一つは宗教上の習わしとして行うことがあります。浄土真宗では信徒が亡くなると、遺骨の一部を本山に納めるために分骨をする習わしがあります。
一方でもともと一つの体を分けて持つことはよくないという考え方もあり、分骨をご検討の際にはご家族にも理解を頂くことが大切です。
分骨の流れ
分骨には火葬場で収骨時に行う場合と、すでに納骨されているご遺骨を分骨するケースが考えられます。
ここでは火葬場で行う分骨について、流れを解説いたします。
- 分骨を納める分骨壺を事前に用意します。
- 火葬場で火葬証明書(分骨用)を発行してもらいます。
- 収骨時に準備した分骨壺に遺骨を納めてもらいます。
分骨をどこかに納骨するときに必要になるのが「火葬証明書(分骨用)」もしくは「分骨証明書」です。分骨壺の注文と合わせて葬儀社に話をしておくと火葬場での発行手続きがスムーズに進みます。
分骨をお墓に納めず散骨することが決まっている場合は火葬証明書(分骨用)や分骨証明書を取得する必要はありません。
分骨壺を決める
お墓や本山に納骨する場合には、2寸~3寸の骨壺をご用意するのが一般的です。
大きさは2寸で高さ約8センチ、直径約7センチ程度、3寸だと高さ約11センチ、直径約10センチ程度です。
納骨するためではなく手元供養のために分骨する場合には、デザイン性の高いミニ骨壺をお選びになる方が多いです。
ミニ骨壺は様々な色、形、デザインがありますので、故人の雰囲気やインテリアに合わせ、イメージにマッチする分骨壺を選ぶことができます。
小さな写真の確認
小額写真の意味
ご葬儀で使用する遺影写真は通常「四つ切」と呼ばれる大きなサイズです。
大きな遺影写真とは別に、小さな遺影写真をご用意する理由は2つあります。
一つはご自宅に飾るには場所を取りすぎるためです。
後飾り祭壇がある間はいいのですが、納骨し祭壇を撤去してしまうと飾れる場所がなく、しまったままになってしまう家庭が多いです。
日常的に故人の写真を見るためにはリビングや仏壇に飾れる小さな遺影写真が必要になります。
もう一つは離れて住む家族が自宅で手を合わせるためです。
基本的に遺影写真やお位牌はご遺骨とともに喪主様宅へご安置され、喪主様以外の家族の手元には何も残りません。
せめて自宅で手を合わせられるようにと、喪主様が子供や兄弟に少額写真をご用意するケースが多いようです。
小さな遺影写真は額の種類も豊富で、持ち帰るご家族それぞれ自分好みの額に入れて供養することができます。
家族葬で行う場合にすべきこと
死亡後の通知
家族葬で行った場合には、特別な事情がないかぎり、故人とご縁の合った方にはご葬儀後にきちんと文書で訃報を伝えることが大切です。
死亡後通知をお送りする時期に決まりはありませんが、ご葬儀が終わり少し落ち着きはじめる1~2週間ごろから四十九日までを目安にお送りするのがよいでしょう。
サン・ライフでは、死亡後通知の作成サービスを行っておりますので、家族葬をご検討の方はお早めにお申し込みください。
弔問の備え
返礼品の準備
ご葬儀への参列を辞退した場合や、ご葬儀後に死亡のお知らせを流した場合には、弔問に備えておく必要があります。
弔問に来る方の多くはお香典やお供物など持参されることが予想されますので、その場ですぐにお渡しできる返礼品をご用意しておくと、後々商品を選んで発送する必要がなくなります。
用意する返礼品の相場としては2~3000円程度、一般的に頂く香典額の3分の1~半額程度のお返しで十分と言われています。
ご葬儀で返礼品を用意していた場合は自宅での弔問対応用として持ち帰ることが可能、ご葬儀の際に用意していない場合でも、サン・ライフではお急ぎでお届けができる返礼品を多数用意しておりますので、ご相談ください。



